イヴ&ロークシリーズとは?
「イヴ&ロークシリーズ」とは、著者J.D.ロバーツが書いたロマンス・サスペンス翻訳小説です。
舞台は未来を舞台としたSFで、主人公で刑事のイヴという女性が1巻ごとに事件を解決していきます。
そしてある事件で出会った大富豪のロークという男性と出会い、どんどん関係が深まっていく物語です。
ミステリとしても読み応えあって、恋愛としてもキュンキュンするような作品なので女性の方にとてもおすすめです。
今回はイヴ&ロークシリーズについてご紹介いたします。
イヴ&ロークシリーズの読む順番一覧(未完結)
基本的に順番に読むことおすすめいたします。(事件自体は1巻ずつ完結)
このシリーズはイヴとロークのロマンスが中心の話となっていくので、順番に読むとどんどん関係性が深まってきて、周りのサブキャラクターとの関係性も変わってきて面白いです!
※54巻から出版元が変わりましたので、今までのkindleは配信が終了になったようです。(残念…)
No. | タイトル | 出版年 |
---|---|---|
1 | この悪夢が消えるまで | 2002 |
2 | 雨のなかの待ち人 | 2003 |
3 | 不死の花の香り | 2003 |
4 | 死にゆく者の微笑 | 2004 |
5 | 魔女が目覚める夕べ | 2004 |
6 | 復讐は聖母の前で | 2004 |
7 | 招かれざるサンタクロース | 2004 |
8 | 白衣の神のつぶやき | 2005 |
9 | カサンドラの挑戦 | 2005 |
10 | ラストシーンは殺意とともに | 2005 |
11 | ユダの銀貨が輝く夜 | 2006 |
12 | 春は裏切りの季節 | 2006 |
13 | 薔薇の花びらの上で | 2006 |
14 | イヴに捧げた殺人 | 2007 |
15 | 汚れなき守護者の夏 | 2007 |
16 | 弔いのポートレート | 2007 |
17 | 切り裂きジャックからの手紙 | 2008 |
18 | あの頃を思い出して | 2008 |
19 | 報いのときは、はかなく | 2008 |
20 | 赤いリボンの殺意 | 2009 |
21 | 幼子は悲しみの波間に | 2009 |
22 | この邪悪な街にも夜明けが | 2009 |
23 | 過去からの来訪者 | 2010 |
24 | 母になる冬の死 | 2011 |
25 | 学びの園に葬られ | 2011 |
26 | 殺しはオペラを聞きながら | 2011 |
27 | 見知らぬ乗客のように | 2012 |
28 | 死者のための聖杯 | 2012 |
29 | 冷ややかな血脈 | 2012 |
30 | 残酷なめぐりあい | 2013 |
31 | もっとも危険なファンタジー | 2013 |
32 | 夜の狩人の絆 | 2014 |
33 | 裏切り者の街角 | 2014 |
34 | 悪夢の街ダラスへ | 2014 |
35 | 偽りの顔たち | 2015 |
36 | 呪われた使徒のレシピ | 2015 |
37 | 穢れた方程式 | 2015 |
38 | パーティーは復讐とともに | 2016 |
39 | 堕天使たちの聖域 | 2016 |
40 | 冷笑は祝祭の影で | 2016 |
41 | 孤独な崇拝者 | 2017 |
42 | 紅血の逃避行 | 2017 |
43 | 歪んだ絆の刻印 | 2017 |
44 | 狩人の羅針盤 | 2018 |
45 | 凍てつく夜の戯曲 | 2018 |
46 | 邪悪な死者の誤算 | 2018 |
47 | 死を招く盗作 | 2019 |
48 | 穢れし絆のゲーム | 2020 |
49 | 差し伸べた手の先に | 2020 |
50 | レディ・ジャスティスの裁き | 2021 |
51 | 死を運ぶ黄金の卵 | 2021 |
番外編 | 死者と交わした盟約 | 2021 |
52 | 闇より来たる使者 | 2021 |
53 | 偽りの信奉者 | 2021 |
54 | 名もなき花の挽歌 | 2022 |
55 | 幼き者の殺人 | 2023 |
56 | 232番目の少女 | 2023 |
57 | 死者のカーテンコール | 2024 |
58 | 純白の密告者 | 2024 |
原書とナンバリングがずれてる?
調べたところによると、18巻からアメリカ版の原書と違って日本のナンバリングが一つずれているそうです。
18巻の「あの頃を思い出して」は、本国だとシリーズのナンバリングに含まれていないのですが、日本ではこの作品を18巻目としています。
原書もお読みになる方はご注意ください。
イヴ&ロークシリーズの原書一覧
こちらは直近の原書一覧表になります。
日本版とはナンバリングが+1になっているので、ご注意ください。
No.(アメリカ版の番号) | タイトル | 出版年 |
---|---|---|
56 | Encore in Death | 2023 |
57 | Payback in Death | 2023 |
58 | Random in Death | 2024 |
59 | Passions in Death | 2024 |
イヴ&ロークシリーズの登場人物
いろんなキャラクターがたくさん登場しますが、その中でもメインの二人を紹介します。
主人公のイヴ
女主人公で、ニューヨーク市警察警部補のイヴ・ダラスです。
とにかく身体的・精神的にも強くて、事件解決のためには気が済むまで捜査をし続け、どこまでも犯人を追い続ける力強さを兼ね備えた女性です。
個人的には女性が逆境に抗う姿がとても好きなので、この主人公には感情移入してしまいます。とにかくかっこいい。
ロマンス相手のロークとは、1巻の「この悪夢が消えるまで」で出会います。
主人公のローク
世界的に大富豪なロークです。
性別は男性で、容姿端麗の30代の実業家だということ以外は情報が出回っていない状態です。(詳しくはシリーズを読むと、段々明らかになっていきます。)
主人公のイヴとは1巻の「この悪夢が消えるまで」で出会います。
事件の容疑者として名前が上がっていたロークですが、イヴと初めて出会うなり一目惚れしました。そこから猛アタックしていきます。
しかしイヴは心のガードが固く、ロークに気を許すまで色々とトラブルが起きます。
果たして二人は唯一無二の存在になれるのでしょうか?
二人がどうなっていくかは、ぜひ本編をお読みになってください。間違いなくキュンキュンします。
まとめ
このシリーズは、現在進行形で読破しようとしてるお気に入りの作品の一つです。
1巻目で二人は夫婦になってしまうので、これが50巻以上もどうやって続くのかなと思っていたのですが、これが毎回事件が面白いので読み応えがあります。
読んだことがない方はぜひ読んでみてください!