黒後家蜘蛛の会シリーズ(アイザックアシモフ)の読む順番一覧|良質の短編ミステリー

黒後家蜘蛛の会シリーズ(アイザックアシモフ)の読む順番一覧|良質の短編ミステリー

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黒後家蜘蛛の会シリーズとは

黒後家蜘蛛の会シリーズとは、著者のアイザック・アシモフによって書かれた「黒後家蜘蛛の会」という特別な会で交わされる物語を執事のヘンリーが謎を解くという、安楽椅子探偵シリーズです。

本作は「EQMM(エラリー・クイーンズ・ミステリ・マガジン)」で発表され、そこから人気が出て執筆し続けたという代表作になります。
今回は、黒後家蜘蛛の会シリーズについてご紹介していきます。

※余談ですが、EQMMはエラリー・クイーンが監修しているミステリーマガジンです。エラリー・クイーンについては以下でご紹介しています。

エラリー・クイーンの作品一覧・シリーズまとめ【米国の本格ミステリー作家】
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黒後家蜘蛛の会シリーズの読む順番は?(完結)

こちらは短編ごとで完結しているので、順番に読まなくても問題ありません。
ただ、1巻の最初の短編「会心の笑い」が面白いので、初めての方はぜひ1巻から読んでください!

黒後家蜘蛛の会シリーズの読む順番一覧(完結)

No. タイトル 出版年 あらすじ
1 黒後家蜘蛛の会1 2018 あらすじ
2 黒後家蜘蛛の会2 2018 あらすじ
3 黒後家蜘蛛の会3 2018 あらすじ
4 黒後家蜘蛛の会4 2018 あらすじ
5 黒後家蜘蛛の会5 2018 あらすじ

【原書】黒後家蜘蛛の会シリーズの読む順番一覧

The Return of the Black Widowers」は日本語訳されていない巻です。

No. タイトル 出版年
1 Tales of the Black Widowers 1976
2 More Tales of the Black Widowers 1976
3 Casebook of the Black Widowers 1976
4 Banquets of the Black Widowers 1976
5 Puzzles of the Black Widowers 1976
6 The Return of the Black Widowers 1976




1巻 「黒後家蜘蛛の会1」

あらすじ
弁護士、暗号専門家、作家、化学者、画家、数学者の六人からなる〈黒後家蜘蛛の会〉と給仕一名は、月一回〈ミラノ・レストラン〉で晩餐会を開いていた。

会では毎回のようにミステリじみた話題が出て、会員各自が素人探偵ぶりを発揮する。だが常に真相を言い当てるのは、物静かな給仕のヘンリーだった! SFの巨匠アシモフが著した、安楽椅子探偵ものの歴史に燦然と輝く連作推理短編集が、読みやすい新装版として隔月で刊行開始!

2巻 「黒後家蜘蛛の会2」

あらすじ
〈黒後家蜘蛛の会〉の会員たちは、毎月〈ミラノ・レストラン〉での晩餐会を楽しんでいた。
毎回ゲストが持ちこむ謎を解決するため、会員は知恵と知識を総動員して推理する。

だが、真相を言い当てるのは、決まって給仕のヘンリーだった! 知の巨人アシモフがミステリへの敬意と愛着を込めた連作短編集。
第2巻には著者自身がモデルのゲストが登場する「追われてもいないのに」、ホームズ譚に挑戦する「終局的犯罪」ほか全12編を収録。

3巻 「黒後家蜘蛛の会3」

あらすじ
〈黒後家蜘蛛の会〉のお楽しみ――それは知性あふれる6名の会員たちによる丁々発止の会話、毎回のゲストが提供する謎かけの数々、そしてその難問を見事に解決する給仕ヘンリーの名推理である。
偉大なる黄金パターンを何度でも楽しめる、殿堂入りの連作短編集。

第3巻にはアメリカ大統領にまつわるトリビアから火星や日蝕の様相まで、多岐にわたる分野に材を得た全12編を収録。“ディナーのあとで謎解きを”心ゆくまで堪能せよ!

4巻 「黒後家蜘蛛の会4」

あらすじ
まずは美食と談論、そして推理合戦。
この様式美を長年守ってきた〈黒後家蜘蛛の会〉の集まりは、ときにささやかな例外に遭遇することもある。

シリーズで唯一、女性が謎を持ちこむ「よきサマリア人」や、突然押しかけてきた若い客人の悩みを解決する「飛入り」など、変わり種エピソードが収められた第4巻でも、ヘンリーの給仕と推理の神業ぶりはいささかも揺るがない。
12編の小粋なミステリを、いつでもどこでもお楽しみください。

5巻 「黒後家蜘蛛の会5」

あらすじ
〈黒後家蜘蛛の会〉での謎解きの宵は、名給仕にして名探偵であるヘンリーのもてなしさながら、読む者に心地よいひと時をもたらす。
著者自身が誰よりも楽しんで書いた連作ミステリは、ほかでは得がたい魅力に満ちている。

第5巻には、万単位の蔵書から愛書家が遺贈した一冊の本の書名を当てる「三重の悪魔」、アシモフの実体験をそのまま作品化した「待てど暮らせど」、いっぷう変わった密室の謎に挑戦した「秘伝」など全12編を収録。




まとめ

今までいろんな小説を読んできましたが、短編が上手い小説家は実力がめちゃくちゃある(天才)なんじゃないかと個人的には感じています。
このシリーズもかなり良質なミステリーなので、ぜひいろんな方に読んでいただきたいです。

他にもおすすめミステリーをご紹介していますので、ぜひご参考ください!

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