竜泉家の一族シリーズとは
竜泉家の一族シリーズとは、著者の方丈貴恵によって書かれた竜泉家の一族が登場する大人気ミステリーシリーズです。
物語自体はそれぞれで完結していて、物語の設定自体がかなり変わっていて面白いです。
今回は、竜泉家の一族シリーズの読む順番についてご紹介いたします。
竜泉家の一族シリーズの読む順番は?(未完結)
こちらは1巻ずつ物語が完結しているので、順番に読まなくても大丈夫です!
ただ、1巻目が第29回鮎川哲也賞を受賞していて、非常にクオリティが高いミステリー小説になっているので、ぜひそちらから読んでください。
竜泉家の一族シリーズの読む順番一覧(未完結)
No. | タイトル | 出版年 | あらすじ |
---|---|---|---|
1 | 時空旅行者の砂時計 | 2019 | あらすじ |
2 | 孤島の来訪者 | 2020 | あらすじ |
3 | 名探偵に甘美なる死 | 2022 | あらすじ |
竜泉家の一族シリーズ1巻
「時空旅行者の砂時計」
呪いに苦しむ妻のためにタイムスリップし、呪いの根幹を断ち切るために元の事件を解決する物語です。
ファンタジーな設定があるのでなんでもありかと思いきや、丁寧に設定を説明して読者に対してフェアになるような作りが丁寧でよかったです。
あらすじ
マイスター・ホラを名乗る者の声に導かれ、2018年から1960年にタイムトラベルした加茂。
瀕死の妻を救うためには、彼女の祖先である竜泉家の人々が殺害され、さらにその後土砂崩れにより一族のほとんどが亡くなった『死野の惨劇』の真相を解明し、阻止しなくてはならないのだという。惨劇が幕を開けた竜泉家の別荘で加茂に立ちはだかるのは、飾られていた絵画『キマイラ』に見立てたかのような不可能殺人の数々だった。
果たして彼は、竜泉家の一族を呪いから解き放つことができるのか。今最も注目される本格ミステリの書き手が放つ、鮮烈なデビュー作! 第29回鮎川哲也賞受賞作。
竜泉家の一族シリーズ2巻
「孤島の来訪者」
あらすじ
謀殺された幼馴染の復讐を誓い、ターゲットに近づくためテレビ番組制作会社のADとなった竜泉佑樹は、標的の三名とともに無人島でのロケに参加していた。
島の名は幽世島――秘祭伝承が残る曰くつきの場所だ。撮影の一方で復讐計画を進めようとした佑樹だったが、あろうことか、自ら手を下す前にターゲットの一人が殺されてしまう。
一体何者の仕業なのか? しかも、犯行には人ではない何かが絡み、その何かは残る撮影メンバーに紛れ込んでしまった!? 疑心暗鬼の中、またしても佑樹のターゲットが殺され……。
第29回鮎川哲也賞受賞作『時空旅行者の砂時計』で話題を攫った著者が贈る〈竜泉家の一族〉シリーズ第2弾、予測不能な本格ミステリ長編。
竜泉家の一族シリーズ3巻
「名探偵に甘美なる死を」
あらすじ
「犯人役を演じてもらいたい」と、世界有数のゲーム会社・メガロドンソフトから依頼を受け、VRミステリゲームのイベント監修を請け負った加茂冬馬。
会場に集ったのは『素人探偵』8名、その中には「幽世島」の事件に関わった竜泉佑樹もいた。だが、イベントは一転、探偵と人質になったその家族や恋人の命を賭けた殺戮ゲームへと変貌を遂げる。
『時空旅行者の砂時計』『孤島の来訪者』に連なる、〈竜泉家の一族〉シリーズ第三弾。
まとめ
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