世界がコロナが原因で外出自粛を行う中、できるだけ自宅の中に引きこもって、インドアな趣味を楽しもうという風潮が大きくなってきました。
その中でも現在は、「読書」を楽しむ人が増えています。
2020年〜は書店が休業していてもネット通販が大盛況だったようで、「読書」をする人口が増えてきて、個人的にはとても嬉しい限りです。
今回は、「読書」する意味や効果、メリットデメリットについてご説明したいと思います。
この記事を読んで、「読書」によるメリットを再確認していきましょう。
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読書のメリットと効果
読書をするメリットは多くありますが、7つに絞ってご紹介いたします。
①新しい知識や情報が得られる
②創造力が鍛えられる
③語学が学べる
④心に余裕ができる
⑤集中力が身につく
⑥人とのコミュニケーションが円滑になる
⑦柔軟な思考が持てる
①新しい知識や情報が得られる
知識はネットの情報だけではなく、昔からある名著から学んでいったほうが、正しい知識が得られると共に幅広い知識を効率的にインプットできます。
投資の神様と呼ばれているウォーレン・バフェットは毎日欠かさず200ページ読んでいるそうです。
読書に勝るものはない。探究心を持ちたいものだ。『もし、歴史上の人物を含めて誰か一人とランチをするとしたら、誰を選ぶか』と聞かれることがある。
実は、本を読むことで歴史上のすべての偉大な人物と昼食をともにすることができる。
大富豪バフェットが若者に贈るアドバイス…「読書に勝るものなし」「愛がなければ、お金などは空虚なもの」 | BUSINESS INSIDER
パッフェットが言うとおり、自分の悩みや知りたいことは全て本に載っています。
うまく活用すれば、日常生活や仕事の問題解決に大いに役立ちますので、有効に活用していきましょう。
②創造力が鍛えられる
基本的に、読書は文字からしか情報を得られません。(たまに挿絵や写真などありますが)
文字から情報を得るということは、頭の中で物語の情景や人の心などを描こうと、自然と脳が働きます。
例えば、「冬から春に変わろうと景色が段々と色付いていく」という文章があったとすると、「「景色が色付く」のはどういう風な情景なのか?」と脳が勝手に想像していきます。
これが脳の創造力を刺激している状態です。
読書をすると様々な創造力が養われていきます。
身についていくと、日常生活や仕事でも様々なアイデアを生み出すことができ、人生の豊かさに繋げることができます。
③語学が学べる
和書であれば日本語、洋書であれば英語を学ぶことが簡単にできます。
日常的に読書をすることで、スラスラと文章を読むことができ、言語力だけでなく読解力も必然的に身についていきます。
母国語ではない言語の本を読むと、最初は上手く読めなくてストレスかもしれませんが、少しずつ読書習慣をつけると自然と読めるようになります。
ただ近年の本ですと、あまり勉強に向いていない本がありますので、良い文章に触れたいときは昔から名著とされている本を選ぶことをおすすめします。
④心に余裕ができる
4つ目は読書をすると「心に余裕が持てる」ことです。
読書は基本的に一人で行います。
必然的に一人の時間を持つようになり、忙しない日常から切り離された時間を味わうことができます。
誰かに煩わされることもなく、ただひたすら読書を行なっていく時間は、心を落ち着かせます。
勉強や仕事、人間関係で疲れた時は、読書で心を癒してみましょう。
10分だけでもリフレッシュすることができますよ。
⑤集中力が身につく
読書は精神的に安定するだけでなく、「集中力」が鍛えることもできる一石二鳥以上のインドア趣味です。
毎日でなくてもいいのですが、読書を習慣化していくと、ここぞという時に集中することができます。
習慣化することで、身体が無意識に行動できるようになるので、ぜひ続けることをおすすめします。
⑥人とのコミュニケーションが円滑になる
読書をすると、自然と知識が脳にインプットされます。
そうすると、人とコミュニケーションをとる時、会話のキャッチボールが簡単になります。
例えば、仕事で初対面の取引先とミーティングがあった時や、友人との悩み相談などといった場面でも読書による知識があれば話題に事欠かない上に、人間関係が円滑になります。
もちろん読書するだけではダメで、自分に必要な読書をした後は必ず人と会話してアウトプットを行うとさらに脳に身につきます。
⑦柔軟な思考が持てる
②創造性と少し似たような話になりますが、読書によって「柔軟な思考」を養うことができます。
なぜなら、読書によって様々な考え方に触れることが多くなるからです。
大人になると周囲の人間関係が変化がなくなり、どうしても仲間内で似たような思考の会話に陥りがちです。
そんな時は読書をすることで多様的な考えに触れ、「こういう考え方もあるんだ」ということを知ることが、自分の頭を柔軟な頭へと変化させることができます。
読書のデメリットと対策
ここまではメリットをご紹介しましたが、読書にデメリットはあるのでしょうか?
・読む時間が必要
・質の悪い本がある
①読む時間が必要
普段から読み慣れている人はデメリットに感じられないと思うのですが、読み慣れていない人にとっては「まだ読み終わらない…数時間かかりそう」とげんなりとしてしまう人がいらっしゃると思います。
そういう時はビジネス本やハウツー本などは目次だけをみて、知りたい箇所だけを読むというやり方がおすすめです。
ただし、小説は読み飛ばすことが難しいのでお気をつけください。
②質の悪い本がある
本によっては読んでも面白くなかったり、身に成らなかったりします。
原因の多くは、「表紙買い」もしくは「読むタイミング」です。
もちろん両方ともしょうがない原因です。私も表紙買いしますし、今読むべき本じゃないな、と思うことだって多々あります。
なので、参考にならない!と思ったら読むのを辞めて、すぐに次の本を読みましょう。
次々と読んだほうが良い本と出会えますし、知識は溜まっていきます。
それでも損したくない方は、口コミを下調べするか、当サイトで紹介されている本など参考にしてみてください。
より効果的な読書方法
読書する時、必ず頭にインプットできる効果的な方法はあるのでしょうか。
今回ご紹介する方法は、誰もが気軽にできる簡単な方法のみご紹介します。
①気になる箇所、心に残った箇所は付箋を貼る
②必要ない箇所は読み飛ばす
③読んだ後は必ず記録に残す
④付箋の箇所は忘れた頃に読み返す
①気になる箇所、心に残った箇所は付箋を貼る
全ジャンルの本に効果的な方法です。
自分が重要だと思った箇所や、感動した箇所などはわかりやすく付箋を貼るようにしましょう。
おすすめは、ピンクと緑の2種類の付箋です。
・ピンクは最重要箇所
・緑はピンクより重要ではないけど、見返したい箇所
もちろん色を増やしても大丈夫ですが、あまり増えると管理できなくなるので2〜3種類に留めましょう。
また、本に直接線を引いたり書き込んだりするのもアリですが、もう一回読んだ時に読みにくくなったり、古書として売りたいと思ったときに売れなくなるのでおすすめはしません。
②必要ない箇所は読み飛ばす
読書中に、「ここは自分にとっていらない情報だな」と思ったら潔く飛ばしましょう。
特に、ビジネス本と自己啓発本に言えます。
関係のない話が交じっている場合がありますし、自分のケースに当てはまらない場合があるのでこれらの本はつまみ食いのように読むのが正解です。
昔から有名な本(7つの習慣など)はまた別ですが、近年の本はいろんな意見のものがありますので、真剣に読むよりパラパラと読むくらいがおすすめです。
読書は決して全てを読む必要はありません。
読みたかったら読めばいいですし、読みたくなかったら読まなくてもいいです。
そういう心構えでいると、気楽に読書ができると思います。
③読んだ後は必ず記録に残す
これは、読書の達成感を得るために必要不可欠だと思います。
記録は手間ですが、月にどれくらい読めたか、読後にどのような感想を持ったか、などといった振り返りに使えます。
わたしのおすすめは、Twitterや読書メーターなどのSNSです。
投稿することで、同じ本を読んだ人からいいねがもらえたり、感想をもらえたりするのでとても面白いと思います。
④付箋の箇所は忘れた頃に読み返す
最後は、付箋をつけた本は忘れた頃に読み返すことです。
付箋を貼っただけではただの自己満足になってしまいますので、必ず読み返しましょう。(ビジネス本や知識系などは特に)
忘れた頃に読み返すのは、覚えているときに読み返すよりも記憶の定着力が強いからです。
二度目に起こったことって、一度目よりも覚えている経験があると思いますが、それと同じです。
ぜひ復習を行って知識を定着し、生活や仕事に役立てていきましょう!
まとめ
私はおよそ15年以上読書を続けているのですが、たくさんの本を読んだおかげで脳のインプット量が多くなり、生活や仕事でもアイデアがパッと思いつくような柔軟性がある頭になりました。
わたしが15年以上も続けられているのは、ひとえに読書が面白いからです。
さまざまな本は私に知識を与えてくれたり、笑わせてくれたり、感動させてくれたりと、思えば読書あってこその人生です。
今回の記事が、読書のきっかけになれば幸いです。
読書によって、皆さまの人生が豊かになりますよう、これからも当サイトでもお手伝いしていきたいと思います。