犬養隼人シリーズとは
犬養隼人シリーズとは、著者の中山七里によって書かれた警視庁の刑事である犬養隼人を主人公としたミステリー小説シリーズです。
ミステリーとしても読み応えがあるんですが、毎回扱うテーマが社会性を含み、読者もいろいろと考えさせられる物語が特徴的です。
今回は犬養隼人シリーズについてご紹介していきます。
犬養隼人シリーズの読む順番は?(未完結)
こちらは順番に読んでください。
一巻ずつ事件は解決していきますが、キャラクター同士の背景などがどんどん明かされていく形式です。
犬養隼人シリーズの読む順番一覧
No. | タイトル | 出版年 | あらすじ |
---|---|---|---|
1 | 切り裂きジャックの告白 | 2013 | あらすじ |
2 | 七色の毒(短編集) | 2013 | あらすじ |
3 | ハーメルンの誘拐魔 | 2016 | あらすじ |
4 | ドクター・デスの遺産 | 2017 | あらすじ |
5 | カインの傲慢 | 2020 | あらすじ |
6 | ラスプーチンの庭 | 2021 | あらすじ |
「犬養隼人シリーズ」ドラマ・映画情報
「犬養隼人シリーズ」のドラマ・映画は、以下のサブスクでご覧になれます。
現在サブスクで見れるの一作品だけで、朝日放送でやっていたドラマは見れません。(公式サイトはこちら)
※各リンクをクリックすると、直接ドラマのページに飛びます。
2020年「ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-」
こちらは4巻の「ドクター・デスの遺産」を映画化したものです。
犬養隼人役は、綾野剛さんになります。
No. | サービス | 備考 |
---|---|---|
1 | Amazon Prime Video | 見放題に含まれる。初回31日間無料 |
2 | U-NEXT | 見放題に含まれる。初回31日間無料 |
2 | Hulu | 見放題に含まれる。初回2週間無料 |
犬養隼人シリーズ1
「切り裂きジャックの告白」
あらすじ
東京都内の公園で臓器をすべてくり抜かれた若い女性の死体が発見された。
やがてテレビ局に“ジャック”と名乗る犯人から声明文が送りつけられる。その直後、今度は川越で会社帰りのOLが同じ手口で殺害された。
被害者2人に接点は見当たらない。怨恨か、無差別殺人か。捜査一課のエース犬養刑事が捜査を進めると、被害者の共通点としてある人物の名前が浮上した―。ジャックと警察の息もつかせぬ熾烈な攻防がはじまる!
犬養隼人シリーズ2
「七色の毒」
あらすじ
中央自動車道を岐阜から新宿に向かっていた高速バスが防護柵に激突。1名が死亡、重軽傷者8名の大惨事となった。
運転していた小平がハンドル操作を誤ったとして逮捕されるも、警視庁捜査一課の犬養は事故に不審を抱く。死亡した多々良は、毎週末に新宿便を利用する際、いつも同じ席に座っていた。
やがて小平と多々良の過去の関係が明らかになり……。(「赤い水」)
人間の悪意をえぐり出した、どんでん返し満載のミステリ7編!
犬養隼人シリーズ3
「ハーメルンの誘拐魔」
あらすじ
記憶障害を患った15歳の少女、月島香苗が街中で忽然と姿を消した。現場には「ハーメルンの笛吹き男」の絵葉書が残されていた。その後少女を狙った誘拐事件が連続して発生、被害者は、子宮頚がんワクチンの副反応による障害を負った者と、ワクチン推進派の医師の娘だった。そんな中「笛吹き男」から、計70億円の身代金の要求が警察に届く。少女の命と警察の威信を懸け、孤高の刑事が辿り着いた真実とは―。人気シリーズ第3弾!
犬養隼人シリーズ4
「ドクター・デスの遺産」
あらすじ
警視庁に入った1人の少年からの通報。突然自宅にやって来た見知らぬ医師に父親が注射を打たれ、直後に息を引き取ったという。捜査一課の犬養刑事は少年の母親が「ドクター・デス」を名乗る人物が開設するサイトにアクセスしていたことを突き止める。
安らかで苦痛のない死を20万円で提供するという医師は、一体何者なのか。難航する捜査を嘲笑うかのように、日本各地で類似の事件が次々と発生する…。人気シリーズ第4弾!
犬養隼人シリーズ5
「カインの傲慢」
あらすじ
臓器を抜き取られ傷口を雑に縫合された死体が、都内で相次いで発見された。司法解剖と捜査の結果、被害者はみな貧しい環境で育った少年で、最初に見つかった一人は中国からやってきたばかりだと判明する。
彼らの身にいったい何が起こったのか。臓器売買、貧困家庭、非行少年……。いくつもの社会問題が複雑に絡み合う事件に、孤高の敏腕刑事・犬養隼人と相棒の高千穂明日香が挑む。社会派×どんでん返しの人気警察医療ミステリシリーズ第5弾!
犬養隼人シリーズ6
「ラスプーチンの庭」
あらすじ
中学生の娘・沙耶香を病院に見舞った警視庁捜査一課の犬養隼人は、沙耶香の友人の庄野祐樹という少年を知る。
長い闘病生活を送っていた祐樹だったが、突如自宅療養に切り替え、退院することに。1カ月後、祐樹は急死。
犬養は告別式に参列するが、そこで奇妙な痣があることに気が付く。
同時期に同じ痣を持った女性の自殺遺体が見つかり、本格的に捜査が始まる。やがて〈ナチュラリー〉という民間医療団体に行き当たるが――。主宰の謎の男の正体と、団体設立に隠された真の狙い。民間療法の闇を描き、予想外の結末が待つシリーズ待望の著作!
まとめ
中山七里のその他シリーズ
【ドラマ化】作家刑事毒島シリーズ(中山七里)の読む順番一覧|未完結
岬洋介シリーズ(中山七里)の読む順番一覧|さよならドビュッシーのシリーズの続編は?
御子柴礼司シリーズ(中山七里)の読む順番一覧|ドラマ化情報まとめ
能面検事シリーズ(中山七里)の読む順番一覧|検事による痛快ミステリー
ヒポクラテスの誓いシリーズ(中山七里)の読む順番一覧|法医学ミステリー小説