密室殺人シリーズとは
密室殺人シリーズとは、著者の歌野晶午によって書かれたリアル殺人事件の謎解きを楽しむネット上の5人の物語です。
その内容は、一人ずつリアルに殺人事件を起こして謎を提示し、他の4人が探偵として謎解きをするという話です、
これだけ聞くと非常にやばい集まりなんですが、物語は淡々と進んでいきます。
今回は密室殺人シリーズの読む順番についてご紹介いたします。
密室殺人シリーズの読む順番は?(未完結)
こちらは出版年順に読んでください。5人がどう出会ったかなどのエピソードが少しずつ明かされていきます。
三部完結と言われていますが、まだ完結していませんのでご注意ください。
密室殺人シリーズの読む順番一覧
No. | タイトル | 出版年 | あらすじ |
---|---|---|---|
1 | 密室殺人ゲーム王手飛車取り | 2007 | あらすじ |
2 | 密室殺人ゲーム2.0 | 2009 | あらすじ |
3 | 密室殺人ゲーム・マニアックス | 2011 | あらすじ |
密室殺人シリーズ①
「密室殺人ゲーム王手飛車取り」
とにかくやばい5人組の物語が始まりました。
ミステリー好きでも小説好きでも、誰もが想像しえなかったリアル殺人事件ゲームをやるという物語は前代未聞です。
良い意味で狂ってる著者が私は好きです。
あらすじ
“頭狂人”“044APD”“aXe(アクス)”“ザンギャ君”“伴道全教授”。
奇妙なニックネームの5人が、ネット上で殺人推理ゲームの出題をしあう。ただし、ここで語られる殺人はすべて、出題者の手で実行ずみの現実に起きた殺人なのである…。
リアル殺人ゲームの行き着く先は!? 歌野本格の粋を心して堪能せよ。
密室殺人シリーズ②
「密室殺人ゲーム2.0」
あらすじ
あの殺人ゲームが帰ってきた。ネット上で繰り広げられる奇妙な推理合戦。
その凝りに凝った殺人トリックは全て、五人のゲーマーによって実際に行われたものだった。トリック重視の殺人、被害者なんて誰でもいい。
名探偵でありながら殺人鬼でもある五人を襲う、驚愕の結末とは。第10回(2010年)本格ミステリ大賞受賞作、2010本格ミステリ★ベストテン第1位。
密室殺人シリーズ③
「密室殺人ゲーム・マニアックス」
こちらは外伝という扱いの小説です。
こちらが最終巻ではありませんので、ご注意ください。
あらすじ
〈頭(とう)狂(きょう)人(じん)〉〈044APD〉〈aXe(アクス)〉〈ザンギャ君〉〈伴(ばん)道(どう)全(ぜん)教授〉。
奇妙なハンドルネームを持つ5人がネット上で仕掛ける推理バトル。出題者は実際に密室殺人を行い、トリックを解いてみろ、とチャットで挑発を繰り返す。
謎解きゲームに勝つため、それだけのために人を殺す非情な連中の命運は、いつ尽きる!?
まとめ
個人的に合わなかったミステリーシリーズですが、トリックなど自分で謎を解きたい人に対してはおすすめです。
ストーリーなどを重視するタイプはあんまりかもしれません。
登場人物には倫理などがほとんどないため、ただ淡々と物語が進んでいく感じですので。
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