処刑台広場の女シリーズとは
「処刑台広場の女」シリーズとは、著者のエドワーズ・マーティンによって書かれた名探偵のレイチェルが事件を解決する(?)ミステリー小説シリーズです。(別名レイチェル・サヴァナクシリーズです)
どちらかといえば1巻はサスペンスですが、非常に読み応えのあるダークな主人公が事件の裏で暗躍していくので面白いです。
ちなみに『このミステリーがすごい!2024年版』海外編に3位にランクインしている作品です。
今回は「処刑台広場の女」シリーズについてご紹介していきます。
処刑台広場の女シリーズの読む順番は?(未完結)
こちらは順番に読んでください。
主人公のレイチェルがどのような人物なのか知るためには最初の「処刑台広場の女」を読むことをおすすめいたします。
処刑台広場の女シリーズの読む順番一覧(未完結)
No. | タイトル | 出版年 | あらすじ |
---|---|---|---|
1 | 処刑台広場の女 | 2022 | あらすじ |
2 | モルグ館の客人 | 2024 | あらすじ |
処刑台広場の女シリーズの原書一覧
原書シリーズ名は「Rachel Savernake」です。こちらも合わせてチェックしてみてください。
No. | タイトル | 出版年 |
---|---|---|
1 | Gallows Court | 2019 |
2 | Mortmain Hall | 2020 |
1巻 処刑台広場の女
名探偵レイチェルと新聞記者のジェイコブが事件で出会う初登場回です。
ロンドンでは猟奇的な殺人事件が起こっていましたが、なぜかレイチェルが犯人を宣言した後に犯人が自死した状態で発見されていました。
ジェイコブは取材しているうちに異なる事件の影に必ずレイチェルがいることを怪しく思い、彼女を調査するために接触します。
物語は三人称で語られるのですが、途中ある少女の日記が挟まれており、最後まで謎が謎を呼んでいて面白い構成になっています。
かなりダークなミステリーですが、好きな方にはおすすめです。もしかしたら途中で彼女の正体に気づいてしまうかもしれません。
あらすじ
1930年、ロンドン。名探偵レイチェル・サヴァナクには、黒い噂がつきまとっていた。
彼女は、自分が突きとめた殺人者を死に追いやっている――。レイチェルの秘密を暴こうとする新聞記者ジェイコブは、密室での奇妙な自殺や、ショー上演中の焼死といった不可解な事件に巻き込まれる。
一連の事件の真犯人はレイチェルなのか?真実は全て“処刑台広場”に。英国推理小説界の巨匠による極上の謎解きミステリ
2巻 処刑台広場の女
あらすじ
このミステリーがすごい!海外編第3位『処刑台広場の女』の衝撃の続篇完全犯罪を成し遂げた者が集うパーティが開かれる館。新聞記者ジェイコブと名探偵レイチェルは謎の女にパーティへ招かれるが……
まとめ
まだ1巻を読んだだけなので今後レイチェルがどうなっていくかはわかりませんが、1巻だけ読んでもかなり彼女の事情について知れるので読み応えがあります。
とくにレイチェルの家族、トールマン夫妻やマーサは唯一の癒しと言っても過言ではありません。
個人的にジェイコブがあんまり好きじゃないので、レイチェルは別の人と幸せになってほしいなと思ってます。
今後彼女の行方が楽しみです!